好き(?)な馬の話 「ね」
「ね」
ネオユニヴァースですね。
2000年出生 牡馬
獲得賞金 約6億1300万円
ネオユニヴァースは、2003年の皐月賞、日本ダービーで勝利し、一躍スターに躍り出た馬です。
菊花賞では敗れてしまい、惜しくもクラシック三冠馬にはなれませんでしたが、その存在感は圧倒的でした。
皐月賞、日本ダービー、菊花賞のいずれも1番人気で、競馬ファンの期待も大きかったのでしょう。
二冠馬として堂々たる記憶を競馬ファンたちに残しながら、その後、2004年に骨折などにより引退するも、数多くの産駒を残し、その産駒たちも優秀な成績を残しています。
まるで絵に描いたように優秀な競走馬でしたが、派手なイメージはなく、控えめな馬でした。
とはいえ、その走りは力強く、2003年の皐月賞では「そこから行けるのか!」と感動するほど、周りの馬を蹴散らすようなレースを見せてくれました。
ただ、、、
ネオユニヴァースを思い返すと、どうしても今年の二冠馬が想起してきますね。
そう、ドゥラメンテです。
奇しくも、ドゥラメンテもネオユニヴァースと同じく騎乗するのはミルコ・デムーロ。
ミルコ騎手自身は「ネオユニヴァースに似てる」と発言していますが、レース展開を見る限り、ドゥラメンテの方はまるでターボ機能を搭載しているかのような爆発力がありますね。
でも、どちらも気性は落ち着いていて、本当に優等生な馬ですね。
ドゥラメンテについては、このまま引退というのは少し悔やまれる声が多いようです。
このまま引退したとしても、愛すべき馬であることは間違いないのですが、もうちょっとだけ感動をください、と期待してしまうのは僕だけではないはず!