好き(?)な馬の話 「た」
「た」
ダンスインザダークは外せませんね。
1993年出生 牡馬
獲得賞金 約3億8000万円
屈腱炎で惜しくも引退してしまいましたが、その活躍ぶりは華々しいものがありました。
デビューから引退まで、1年にも満たない期間でしたが、たった1年間でここまでの活躍を見せた馬はなかなかいません。
ダンスインザダークの活躍ぶりを表にまとめると、、、
年月 | 日 | レース | 着順 | 賞金 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1995年12月 | 3日 | 3歳新馬 | 1着 | 590万円 | デビュー |
23日 | ラジオたんぱ杯3歳ステークス | 3着 | 808万円 | ||
1996年2月 | 4日 | きさらぎ賞 | 2着 | 1712万円 | |
1996年3月 | 3日 | 報知杯弥生賞 | 1着 | 5497万円 | |
1996年5月 | 11日 | プリンシパルステークス | 1着 | 2384万円 | |
1996年6月 | 2日 | 日本ダービー | 2着 | 6299万円 | |
1996年10月 | 13日 | 京都新聞杯 | 1着 | 5484万円 | |
1996年11月 | 3日 | 菊花賞 | 1着 | 1億5180万円 | 引退 |
※賞金は千円の位を四捨五入
まさに荒稼ぎで、賞金が1年間で3億8000万円です。
ちょっと気になったので、歴代獲得賞金ベスト10の名馬たちがデビュー後1年間で獲得した賞金を調べてみました。
順位 | 馬名 | 獲得賞金 | デビュー日 | デビュー後1年間の獲得賞金 |
---|---|---|---|---|
1 | テイエムオペラオー | 約18億3500万円 | 1998年8月15日 | 約2億3000万円 |
2 | ジェンティルドンナ | 約17億2600万円 | 2011年11月19日 | 約4億3600万円 |
3 | オルフェーヴル | 約15億7600万円 | 2010年8月14日 | 約4億1100万円 |
4 | ブエナビスタ | 約14億7900万円 | 2008年10月26日 | 約4億200万円 |
5 | ディープインパクト | 約14億5500万円 | 2004年12月19日 | 約6億1200万円 |
6 | ウオッカ | 約13億3400万円 | 2006年10月29日 | 約3億9000万円 |
7 | アドマイヤムーン | 約11億8800万円 | 2005年7月10日 | 約1億8100万円 |
8 | ゼンノロブロイ | 約11億1600万円 | 2003年2月9日 | 約2億1600万円 |
9 | スペシャルウィーク | 約10億9300万円 | 1997年11月29日 | 約4億5000万円 |
10 | タップダンスシチー | 約10億8400万円 | 2000年3月4日 | 約4600万円 |
まあ、こうしてみると化け物ぞろいですね。。。
それでもダンスインザダークも引けをとっていません。
歴史に「もし」はありませんが、もし足を傷めることがなければ、もしかしたらこの10位に入っていてもおかしくないと思います。
けっして獲得賞金だけがその馬の魅力ではないものの、ダンスインザダークはなんといってもその華々しさですから、お金は似合います。
ところで、獲得賞金と言えば、ジャパンカップの賞金が今年から増えるそうですね。
言わずもがな、ジャパンカップは日本でのレースでは獲得賞金がもっとも多いレースですが、昨年まで2億5000万円だったのが、今年から3億円にあがるということをつい最近知りました。
なぜ???
まあ、競馬界のモチベーションがあがるに越したことはないですが、なんともうらやましいかぎりです。
ちなみに、ダンスインザダークという名前からどうしても連想してしまうのが、『ダンサーインザダーク』という映画。
いかんせん僕を圧倒するものですから、映画館に3回足を運んで観たんですが、『ダンサーインザダーク』は2000年公開ですし、デンマークの映画ですから、ダンスインザダークとはまったく関係ありませんね。
まあそれでもどちらも好きですが。
ちょっとダンスインザダークの話から逸れすぎましたね。。。
せめて、ダンスインザダークの最後のレース、切れのよい追い込みをどうぞ。