好き(?)な馬の話 「ひ」

 「ひ」

いぶし銀の呼び声高いヒットザターゲットが真っ先に思い浮かびました。

 

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  2008年出生   牡馬

  父:キングカメハメハ    母:ラティール

  獲得賞金 約3億5600万円(2015年8月11日現在)

 

ヒットザターゲットは、現在41戦しています。

最近の競走馬で41戦はなかなかめずらしく、このことだけでも、たたき上げの努力家のイメージがついてしまいますね。

 

宝塚記念では2012~2014年まで3年連続で出場するなど、人気は高いです。

が、今のところG1での勝利はありません。

(2012年の宝塚記念では、ヒットザターゲットへ投票したのですが、残念ながら惨敗。。。今となってはいい思い出)

 

もう7歳ですから、そろそろラストチャンスかと言われています。

 

とはいえ、先日の目黒記念では11番人気でありながら勝利を収めました。

G1だろうが、G2だろうが、G3だろうが、勝利することは大事です。

もしかしたら、僕たちはまだまだ彼の実力を見誤っているのかもしれません。

 

 

彼の走りを見ていると、「勝つときは勝つもんだ。負けるときは負けるもんだ(当たり前)」と言っているようで、堂々とした走りなのが潔い。

 

まあ、当たり前のことを当たり前にやることこそがいぶし銀なんですけどね。

 

ヒットザターゲットは今月の札幌記念に出走することが濃厚だとか。

久しぶりにヒットザターゲットに賭けてみようかな。

 

好き(?)な馬の話 「は」

 「は」

ハープスターの引退はまだ記憶に新しいですね。

 

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  2011年出生   牝馬

  父:ディープインパクト    母:ヒストリックスター

  獲得賞金 約3億6000万円

 

5月の引退発表から3ヶ月経ちましたが、もっと日本でがんばってほしかった!と僕も思っていた矢先でしたので、とても残念でした。

 

その人気はすさまじく、最後のドバイシーマクラシックでは、イギリスのブックメーカーでなんと1番人気!

 

残念ながら、疲労がたまっていたのでしょう、いい結果は残せませんでしたが、夢を見せてくれる馬でした。

 

僕の印象としては、若いのに気丈な雰囲気を出していて、「優等生」とはまた一味違った凄みがありました。

2014年の菊花賞では、最後尾の大外からの追い込み勝利を見事に成し遂げましたが、ハープスターは駆け足の速度が非常に速く、最後の直線では気迫あふれるレースを見せてくれました。

 

一番好きなレースは、2014年の札幌記念ですね。

圧倒的な貫禄を誇るゴールドシップに一歩も引けを取らず、果敢に勝負に挑んで勝利をもぎ取るさまは圧巻でした。

(周りの馬が完全な脇役と化していましたね) 

 

 

 

 

 

ディープインパクトの産駒はとにかく牝馬が強い!」

ジェンティルドンナがその代表格ではあるものの、ハープスターこそその風潮をつくったんだと思っています。

 

 

競馬の血統は、実は父系よりも母系の方が重要と言われています。

ディープインパクトの娘たちは、間違いなく、未来のスター馬を身ごもることでしょう。

 

ジェンティルドンナ

ハープスター

デニムアンドルビー

ヴィルシーナ

ラキシス

ショウナンパンドラ

ミッキークイーン

ウリウリ

・・・

 

2020年頃が楽しみで仕方ありません!

変な雄にひっかからないように祈るばかりですw

好き(?)な馬の話 「の」

「の」

ノーザンダンサーなくして競馬は語れないとも言われていますね。

 

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長年の競馬ファンの方からすると今さら感はあると思いますが、ノーザンダンサーを簡単に紹介します。

 

アメリカの競走馬で、自身も名馬として活躍したばかりでなく、なんといっても産駒が非常に優秀であり、ノーザンダンサーという世界的に偉大な血統をつくりあげた馬です。

 

日本でも、クロフネテイエムオペラオーハルウララフサイチコンコルドブラックホークオペラハウスメジロライアンコスモバルクシンコウキングなどなど、活躍した馬は枚挙に暇がありません。

 

壮大な血統の系譜の中でも、ノーザンダンサーは確実に重要な位置を占めていて、競馬がブラッドスポーツであることを改めて思い知らせてくれます。

 

「迷ったらノーザンダンサーに賭けておけばいい」という格言(?)もあながちでまかせではありません。

 

 

ノーザンダンサーからさらに遡れば、三大始祖であるダーレーアラビアンに行き着きます。

ダーレーアラビアンバイアリータークゴドルフィンアラビアン、すべてのサラブレッドがこのいずれかの馬の子孫だということになります。

 

 

ちょっと父の系譜をたどってみましょう。

 

現役で僕が好きな馬を何頭か、、、

 

ラキシス ⇒ ダーレーアラビアン

トーホウジャッカル ⇒ ダーレーアラビアン (父の父がラキシスと同じサンデーサイレンス

ホッコータルマエ ⇒ ダーレーアラビアン (父の父の父の父の父の父の父の父の父がラキシスと同じ)

イスラボニータ ⇒ ダーレーアラビアン (父の父がサンデーサイレンス

ルージュバック ⇒ ダーレーアラビアン (父の父がサンデーサイレンス

モーリス ⇒ ダーレーアラビアン (父の父の父の父の父がラキシスと同じ)

 

注目している未来のスター候補も何頭か、、、

 

ラインダール ⇒ ダーレーアラビアン (父がクロフネですからね)

ブランボヌール ⇒ ダーレーアラビアン (父の父がサンデーサイレンス。。。)

ゴールデンバローズ ⇒ ダーレーアラビアン (父の父の父の父の父の父の父の父がラキシスと同じ)

 

 

うーむ。。。

ダーレーアラビアンばっかりだ。。。

 

ダメですね。もっと視野を広げないと。

それともやはり走り方や顔つきにダーレーアラビアンっぽいのでしょうか。

時間がある時に研究してみましょう。

好き(?)な馬の話 「ね」

 「ね」

ネオユニヴァースですね。

 

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  2000年出生   牡馬

  父:サンデーサイレンス  母:ポインテッドパス

  獲得賞金 約6億1300万円

 

ネオユニヴァースは、2003年の皐月賞日本ダービーで勝利し、一躍スターに躍り出た馬です。

菊花賞では敗れてしまい、惜しくもクラシック三冠馬にはなれませんでしたが、その存在感は圧倒的でした。

皐月賞日本ダービー菊花賞のいずれも1番人気で、競馬ファンの期待も大きかったのでしょう。  

二冠馬として堂々たる記憶を競馬ファンたちに残しながら、その後、2004年に骨折などにより引退するも、数多くの産駒を残し、その産駒たちも優秀な成績を残しています。

 

まるで絵に描いたように優秀な競走馬でしたが、派手なイメージはなく、控えめな馬でした。

とはいえ、その走りは力強く、2003年の皐月賞では「そこから行けるのか!」と感動するほど、周りの馬を蹴散らすようなレースを見せてくれました。

 

 

ただ、、、

ネオユニヴァースを思い返すと、どうしても今年の二冠馬が想起してきますね。

そう、ドゥラメンテです。

 

奇しくも、ドゥラメンテネオユニヴァースと同じく騎乗するのはミルコ・デムーロ

ミルコ騎手自身は「ネオユニヴァースに似てる」と発言していますが、レース展開を見る限り、ドゥラメンテの方はまるでターボ機能を搭載しているかのような爆発力がありますね。

でも、どちらも気性は落ち着いていて、本当に優等生な馬ですね。 

 

ドゥラメンテについては、このまま引退というのは少し悔やまれる声が多いようです。 

このまま引退したとしても、愛すべき馬であることは間違いないのですが、もうちょっとだけ感動をください、と期待してしまうのは僕だけではないはず! 

 

 

 

好き(?)な馬の話 「ぬ」

 「ぬ」と言えば、ヌーヴォレコルトしかいません。

 

 

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  2011年出生   牝馬

  父:ハーツクライ  母:オメガスピリット

  獲得賞金 約3億8200万円(2015年8月2日現在)

 

先日の宝塚記念での走りが記憶に新しいですね。

馬としての人気も高く、宝塚記念ではゴールドシップラキシスに次いで3番人気でした。

 

結果は5着とまずますの成績でしたが、評価はさほど下がったいないと思います。

なんだかんだ言って次のレースでも3番人気くらいにはなりそうな、期待値は高い馬だと思います。

 

レース展開は、中盤までは中団でじっくり様子を見て、終盤、直線で交わしを狙うスタイル。

セオリーどおりの差し馬ですが、ヌーヴォレコルトはその力強さに定評がありますね。

また差し馬は、ずっと他の馬と併走することが多いために精神力を必要としますが、岩田騎手の位置取りの巧妙さもあいまって、非常に冷静なレース展開に思えます。

 

そういう意味では、ヌーヴォレコルト岩田騎手の状態にも左右されると言えるでしょう。

 

ただし、岩田騎手は、宝塚記念の前日(6月27日)が函館でしたから、かなりハードスケジュールの中のレースでした。

もちろんプロのジョッキーですからそれは言い訳にはなりませんが、6月28日の岩田騎手の成績は全体的にもあまり芳しくありませんでしたね。

 

宝塚記念で乗馬した騎手の多くは前日も阪神でレースをしていましたから、賭ける時にはそういうところもチェックしないといけないのかもしれません。

 

 

ヌーヴォレコルトのレース日レース名結果レース場所岩田選手の前日の場所
2015/6/28 宝塚記念 5着 阪神 函館
2015/5/17 ヴィクトリアマイル 6着 東京 京都
2015/3/1 中山記念 1着 中山 阪神
2014/11/16 エリザベス女王杯 2着 京都 京都
2014/10/19 秋華賞 2着 京都 京都
2014/9/21 関西TVローズ賞 1着 阪神 阪神
2014/5/25 オークス 1着 東京 京都
2014/4/13 桜花賞 3着 阪神 阪神
2014/3/8 チューリップ賞 2着 阪神 レースなし

 

 

次のヌーヴォレコルトのレースではぜひ岩田騎手に注目しましょう。

岩田騎手が万全なら勝てる!

 

 

好き(?)な馬の話 「に」

「に」・・・たまにはダートの馬を。

ニホンピロアワーズは注目すべき馬でしょう。

 

 

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  2007年出生   牡馬

  父:ホワイトノズル  母:ニホンピロルピナス

  獲得賞金 約5億9000万円(2015年7月31日現在)

 

一部では、「なぜ引退しないのか?」と囁かれているようですね。

 

確かに現在8歳で、古馬としての風格は出てきたものの、いかんせんパワー不足の感はいなめません。

 

G1ダートで大活躍中のホッコータルマエは現在6歳。

2012年~2013年くらいはライバル関係だったと思いますが、今は同じ土俵にすら立っていません。。。

 

そこで気になるのは競走馬にとっての引退とは何かということです。

 

馬主の思惑や狙いはさまざまでしょうし、一概には図りかねますが、少なくとも「体力の限界によって思うようなレースができなくなったから引退」というように、人間のスポーツ選手と同じように考えるわけにはいかないと思います。

 

競走馬はすべからく人間が所有しているわけで、その価値は人間の尺度で測られています。

 

 

 

ちなみに、法律としては珍しく、現行の競馬法には趣旨のようなものがありません。

だいたいの法律は、第1条で趣旨または目的を定めています。

 

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道路交通法

第1条 この法律は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資することを目的とする。

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健康保険法

第1条 この法律は、労働者又はその被扶養者の業務災害以外の疾病、負傷若しくは死亡又は出産に関して保険給付を行い、もって国民の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする。

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ただし、今年の競馬法の改正にあわせて、下記の条文が加えられます。

 

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改正競馬法

第1条 この法律は、馬の改良増殖その他畜産の振興に寄与するとともに、地方財政の改善を図るために行う競馬に関し規定するものとする。

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軍馬の改良のために始まった競馬ですが、改正後の競馬法では、はっきりと「馬の改良増殖に寄与」と記されています。

 

 

これにより、競走馬は、ますます産業動物としての位置づけであることが色濃くなるわけでして、「(馬としての)価値」という目で常に見られるわけです。

 

人気の馬が早々に引退するのも、種牡馬としての価値をフル活用するためですね。

 

馬主はその馬の価値が最大になるようにいろいろと考えているので、引退せずに現役にこだわるのもその馬主さんにとっての価値だったりするのでしょう。

 

うーむ。。。

はたしてニホンピロアワーズはいつまで走り続けるのか。

 

個人的な感覚では、少なくとも、8歳になるまで大きなケガもなく走っていられるのは価値だと感じますし、2012年のジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)でのニホンピロアワーズの走りと酒井騎手のガッツポーズだけでも価値があるように思ってしまいますね。

 

 

好き(?)な馬の話 「な」

 ナリタブライアンは誰もが聴いたことがある馬だと思います。

とても雄々しい馬です。

 

 

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  1991年出生   牡馬

  父:ブライアンズタイム  母:パシフィカス

  獲得賞金 約9億4700万円

    ★1994年JRA年度代表馬

 

ナリタブライアンがクラシック三冠に輝いたことは有名ですが、クラシック三冠についておさらいしておきます。

 

クラシック三冠とは、中央競馬における次の3つのレースに勝利した馬の称号です。

 

 皐月賞清明:藤の花が咲き誇る頃)

 日本ダービー(小満:立葵が咲きこぼれる頃)

 菊花賞霜降シクラメンが咲き揃う頃)

 

いずれも3歳馬しか出られませんので、生涯にチャンスは一度きりです。

 

日本ではいまだ7頭しかクラシック三冠に輝いた馬はいません。

ナリタブライアンは前の三冠馬から11年ぶりの三冠馬となりましたが、次に三冠馬が現れるのはさらに11年後です。

クラシック三冠馬は文句なしにその年のJRA年度代表馬に選出されるでしょうし、非常に名誉ある称号といえるでしょう。

 

 

惜しくも三冠馬を逃した、つまり、皐月賞日本ダービー菊花賞のうちの2戦を制した馬は二冠馬と呼ばれます。

今年はドゥラメンテ皐月賞日本ダービーで勝利しましたが、残念ながら骨折により菊花賞は出場しないことがほぼ確定しています。

いやー、本当に残念ですね。

 

三冠馬は、2011年のオルフェーブル以降、現れていませんから、そろそろ盛り上げてほしかったところです。

 

 

三冠と言えば、ちょっと気になって野球の三冠王を調べてみたんですが、2004年の松中選手以降、現れていないんですね。

昔は結構いたような記憶があるのですが。。。

今年はヤクルトの山田選手が調子がいいみたいですね。

今後の活躍に注目しておきます。

 

 

そういえば、ブックメーカーではホームラン王とか打率王とかの賭けもあるのでしょうか???

調べたことはないですが、賭けてから結果がはっきりするまで半年以上もかかる賭けとなると、いろんな面でなかなか難しそうではあります。

でも、単純な1レースずつとか1日ずつの賭けだけではなくて、そういう長期戦もあると面白そうです。

野球などは、試合の勝ち負けだけでなく、個人成績もかなり面白い要素のひとつですからね。

とりあえず、競馬のようにオッズを公開したり、結果が出る前に人気順位などを公表することはできそうにありませんから、みんなが賭けた内容は、絶対に機密保持して、結果が出たと同時に発表する感じになるでしょうね。

そうなると、賭博というよりは、もはや株券やFXのような趣きになってきますね。

結果はともあれ、1番投票が多かった選手は次年度の年棒交渉を有利に進めたりできたりしても面白いと思います。

(さすがにぼろぼろの成績では何も言えないと思いますが、人気があるということもそのチームに貢献している証ですからね)

 

将来的に、20年後くらいには、どこかの国でなんかできてそうな気がします。

でも、年齢制限が難しそうだなあ。。。

 

 

なんか、後半は妄想ばかりで、ほとんどナリタブライアンのことを書いていませんが、まあ、ナリタブライアンについていまさら僕がごちゃごちゃ言う必要はないでしょうw

誰がなんと言おうがいい馬です。