好き(?)な馬の話 「し」
「し」と言えば、少し古いですがジャングルポケットですね。
1998年出生 牡馬
父:トニービン 母:ダンスチャーマー
獲得賞金 約7億円
今から思えば、妙な存在感がある馬でしたね。
もちろんいい馬なんですが、なんというか、ちゃっかりいいところにいる馬だなあ、という印象があります。
マンハッタンカフェやクロフネなどに囲まれ、主役を張るというキャラクターではなかったものの、「ジャングルポケットがいるからこそいいレースになった」というレースが多かったと思います。
終盤でぐんぐん追い込んでくる様は、観る人を興奮させようとしていたとしか思えないほど、エンターテイナーでした。
また、のんきな馬というか、周りをいやな気持ちにさせない、不思議なオーラがあったようです。
いろんな騎手に代わる代わる乗られ、それでもレースにあまり影響がなく、謎の負傷がちょこちょこあり、4歳であっという間に引退。
とことん憎めないキャラクターです。
競馬ファンからは伝説のレースとして名高い、2000年のラジオたんぱ杯をどうぞ。
僕も、このレースが一番ジャングルポケットの真価が発揮させられていると思います。