「競馬離れ」の話
少し前にもちらっと書きましたが、若者の「競馬離れ」がささやかれています。
僕は個人的に「○○離れ」という表現に少し違和感を覚えていまして、
たとえば、
子供が大きくなると「親離れ」するのはわかりますし、
都会でバリバリ働いていた人が定年後に田舎で暮らし始めて「浮世離れ」するのもわかりますし、
久しぶりにハードにテニスをしまくって「肉離れ」するのはわかるんですが、
若者の「競馬離れ」は少しピンとこないんです。
そもそも若者は競馬に興味がなくて近づいていないと思うので、「離れ」ではなくて、「敬遠」とか「スルー」とか「知らんぷり」という状態なんだと思います。
これだけJRAがいろんなバッシングを受けながらも、広報活動に注力しているのに興味を持ってもらえないのはなぜなんでしょうかね。
うーむ。。。
暗い話になってしまいましたが、、、
でも!
今の状態を競馬ファン自らが「競馬離れ」って言っちゃうようでは、競馬に未来はありません!
もっと競馬に興味を持ってもらえるようにがんばらないといけない気がします。
競馬ファンの平均年齢は、90年代には43歳くらいだったのが、近年では55歳くらいだと言われています。
これだけ見ると「やばいなあ」と思いがちですが、見方を変えれば、この数字が意味するのは、けっして「競馬離れ」ではないんです。
つまり、競馬ファンはずっと変わっていないんです。
若者のファンを獲得できていないだけで、競馬が好きな人はずっと競馬が好きなんです。
もちろん僕の周りでも、「昔は競馬好きだったけど、今は全然観ないなあ」という人はいません。
競馬のすばらしさを若者にもわかってもらうようにがんばりましょう。
そのためには、こういう細々としたブログも大事なんだと思ってます!
(誰かのブログにすら全然登場しなくなってしまったら本当に「終わり」なんでしょうね。。。)