好き(?)な馬の話 「み」

ミッキークイーン

 

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  2012年出生   牝馬

  父:ディープインパクト    母:ミュージカルウェイ

  獲得賞金 約1億6600万円(2015年8月28日現在)

 

もちろん人によるところが大きいと思いますが、競馬ファンにとって今後の期待値が一番高い馬かもしれません。

 

今年のオークスでもいい走りを見せてくれましたし、もちろん僕もとても期待しています。

 

今秋はローズステークスエリザベス女王杯でいろいろと試しつつ、来年春あたりから本格始動といった感じでしょうか。

 

ディープインパクトの産駒のうちでもなかなかの評価です。

 

今はまさにディープインパクトマンハッタンカフェキングカメハメハといった名馬の産駒が活躍していますが、今年のオークスでの勝利は何かしら決定的だった印象がありますね。

 

2015年オークスの父親リスト>

 

順位馬名
1 ミッキークイーン ディープインパクト
2 ルージュバック マンハッタンカフェ
3 クルミナル ディープインパクト
4 アースライズ マンハッタンカフェ
5 アンドリエッテ ディープインパクト
6 ローデッド ディープインパクト
7 ココロノアイ ステイゴールド
8 マキシマムドパリ キングカメハメハ
9 クイーンズリング マンハッタンカフェ
10 レッツゴードンキ キングカメハメハ
11 ディアマイダーリン ハーツクライ
12 キャットコイン ステイゴールド
13 ノットフォーマル ヴァーミリアン
14 ベルフィカ ゼンノロブロイ
15 トーセンラー アルデバラン
16 コンテッサトゥーレ ディープインパクト
17 シングウィズジョイ マンハッタンカフェ
18 トーセンナチュラル メイショウサムソン

 

 

ディープインパクトの疾走感を髣髴とさせる追い込みがすさまじく、見方によっては圧勝でした。

 

 

2008年産駒(牝馬) ドナウブルー マルセリーナ

2009年産駒(牝馬) ジェンティルドンナ ヴィルシーナ

2010年産駒(牝馬) ラキシス デニムアンドルビー

2011年産駒(牝馬) ハープスター ショウナンパンドラ

2012年産駒(牝馬) ミッキークイーン

 

 

歴代のディープインパクト牝馬産駒に負けずとも劣らない活躍を期待します! 

 

好き(?)な馬の話 「ま」

マーベラスサンデー

 

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  1992年出生   牡馬

  父:サンデーサイレンス    母:モミジダンサー

  獲得賞金 約6億700万円 

 

マーベラスサンデーは、サクラローレルマヤノトップガンとあわせて、当時の「3強」と呼ばれていましたが、僕は3頭の中ではマーベラスサンデーが好きですね。

 

サクラローレルは真面目な先輩、マヤノトップガンは気分屋という印象が強い中、マーベラスサンデーは不器用さが目立っていて、そこが憎めない馬でした。

 

結局彼らに勝利したことはありませんでしたが、彼らとのレースはどれもとてもよいレースで、いいライバル関係にあったんだなあ、とつくづく感じます。

 

 

1996年 天皇賞(秋)

マーベラスサンデー:4着 マヤノトップガン:2着 サクラローレル:3着

 

 

 

1996年 有馬記念

マーベラスサンデー:2着 マヤノトップガン:7着 サクラローレル:1着

 

 

 

1997年 天皇賞(春)

マーベラスサンデー:3着 マヤノトップガン:1着 サクラローレル:2着

 

 

 

その後、1997年宝塚記念では、1996年天皇賞(秋)での雪辱を晴らし、バブルガムフェローを退けて見事勝利しました。

 

 

 

このレースにもしマヤノトップガンサクラローレルが出馬していたら、、、

とっても面白いレースになったでしょうね。

 

 

こういうライバル争いって、最近はあまりない気がするのは僕だけでしょうか。

近年はいろいろなレース選びの駆け引きの幅が広がってきていますが、ぜひともこういうライバル争いをまた見たいものです。

好き(?)な馬の話 「ほ」

「ほ」と言えば、ダートの王者ホッコータルマエでしょう。

 

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  2009年出生   牡馬

  父:キングカメハメハ    母:マダムチェロキー

  獲得賞金 約9億2500万円(2015年8月25日現在)

 

ホッコータルマエは、1番人気で迎えた14戦のうち勝利が10戦、残り4戦も3着以内と、なんとも期待に応えてくれる馬です。

 

前へ前へと猛進する気迫もすさまじいですし、何より、目だった不調や故障というものがこれまでなく、安定感が抜群なのが人気の理由でしょう。

 

まさに「最強」という称号がふさわしい馬です。

 

日本のG1ダートではもはや敵なしという呼び声も高く、昨年からドバイワールドカップに意欲的に参戦しています。

 

ドバイワールドカップでは2014年16着、2015年5着という結果ですから、ぜひ来年も挑戦して、見事に勝利してほしいものです。

 

その前に今年のチャンピオンズカップですね。

昨年は見事に勝利しましたが、今年も勝ってドバイワールドカップへの足がかりにしてほしいものです。

 

それでは、昨年のチャンピオンズカップでの圧倒的なスタミナと安定感抜群の走りをどうぞ。

ほんと、ホッコータルマエについてはそれ以上何も言うことはありません。

 

 

8月23日 札幌記念 結果

2015年札幌記念

まず、とても面白いレースだったと思います。

お疲れさまでした。

 

「なんだかみんないつもと違う」、そんな印象を受けました。

みんな、トウケイヘイローやられたのでしょう。

 

そんな中、ハイペースのレースで2番手で直線を迎えて、スタミナも維持したままでさらに伸びるという気迫を見せてくれたディサイファが勝利しました。

ディサイファがあんなに調子がいいとは。。。

天晴れです。

 

ヒットザターゲットも、古馬らしい、味のあるいぶし銀の走りを見せてくれました。

あんな展開の難しいレースでラストの追い込みでぐっと詰められるのは、あの中では確かにヒットザターゲットくらいでしょう。

 

それにしても、こんな展開になるなんて思ってもいませんでした。

もう少しローペースだったら、トーホウジャッカルも勝ち目があったはず。

 

さて、僕が大好きなラキシスです。

ラキシスは、少なからずマークされていたでしょうし、ラストの直線で前がつまった感がありましたので、思うようにスパートを切れなかったのではないでしょうか。

とはいえ、ディサイファトウケイヘイローにそこまで阻まれたわけではないと思いますし、ルメール騎手のコントロールが悪かったとも思いませんし、どうしたんでしょうね。

宝塚記念でもあれほど埋もれてしまうとは思っていませんでした。

 

・夏が苦手?

・牡馬が苦手?

・実はルメール騎手が苦手?

・大舞台(声援)が苦手?

 

うーむ。。。

残念です。

 

競馬はなにせ勝たなければいけませんからね。

敗戦の弁というのは、言うほうも聞くほうも心苦しいところがあります。

 

ただ、、、

ひとつ言えるのは、負けた責任は、他人がどうこう言うべきではない!

と思いますから、

エリザベス女王杯での復活を期待します。

8月23日 札幌記念

いよいよ、今週末に札幌記念が開催されます。

 

夏競馬において最高に盛り上がるレースですから、どの馬が勝つか、予想しないわけには行きません!

 

 

とりあえず、好きな馬を挙げれば、、、

 

ラキシス

トーホウジャッカル

 

まさに今年の宝塚記念ではこの2頭に賭けました。

 

そして、注目している馬は、、、

 

ヒットザターゲット

ダービーフィズ

 

ともに全レースで勝利していますし、追い切りの調子もよさそうです。

 

ちょっと不気味な馬としては、、、

 

ハギノハイブリッド

ヤマカツエース

 

この2頭は、「まだ本来の実力がわからない」という印象で、もしかしたらそろそろ来るのかもしれません。

 

 

もちろん、ディサイファステラウィンドラストインパクトにも期待を向けられるのですが、上記6頭で考えてみたいと思います。

 

 

先日の追い切り後の関係者談をまとめると、、、 

 

トーホウジャッカル

 「(宝塚記念では)順調じゃない中でああいう競馬をしてくれて、こちらが思っている以上の器だと思った。この馬が一番強いというくらいの気持ちで乗らないと」

「先週以上なのは明らか。この1週間で何があったんだというくらい、気合が乗って息もしっかり整っている」

 

 ~ラキシス

 「相手が仕掛けた分、最後は並ぶ形になったが動きや気持ちの入り方は良かった。函館に入ってからはコースで長めの距離を乗って、しっかりと負荷を掛けてきた。今朝の追い切り後も息の乱れはなかったし、体はできています」

 

ヒットザターゲット

 「1週前(ウッド5ハロン72・7―13・2秒)はひどかったが、日曜の数字(ラスト1ハロン12・6秒)に良化が見て取れた。時計こそ地味だが、今日も反応は良かったよ。馬場が渋ると嫌気を差すだけに、良馬場でやれそうなのは何より。あとはレースで気分良く走ってくれれば」

 

ダービーフィズ

「メチャメチャいい。もうこれで負けたら仕方ないくらいのデキ。ホンマやで」

「走る気がすごいし、反応も素晴らしかった。斤量が(54キロから)57キロになる? そんなに関係ないんじゃないかな」

 

ハギノハイブリッド~ 

「先週と同じ馬と併せたが、手応えが全然違った。以前より動けるようになり、体もしっかり使えている。上積みも大きいし、シリーズ制覇を狙っているのでいい結果を期待したい」

  

ヤマカツエース

「乗った感じで(速いところを)やるか、やらないかを決めようと思っていた。今朝は思った以上に感触が良く馬なりの調整。前走より状態が上がっている。あとはレースでうまく折り合いをつけて乗りたい」

 

 

うーん。

いつものことですが、なんだかいろいろ調べれば調べるほど悩みますね。

 

 

札幌記念は例年堅いレースなのが特徴ですから、人気馬であろうトーホウジャッカルラキシスラストインパクトに賭けたい衝動に駆られます。

おそらくみなさんもそうでしょう。

 

 

その中でもやはり、僕が賭けるのはトーホウジャッカルラキシスですね。

 

札幌の2000mコースは最後の直線が短いため先行型であるトーホウジャッカルが俄然として有利になりますし、ラキシスは今回は1枠ですから、本来のぐんぐん脚が伸びていく特性をフルに発揮できます。

 

とはいえ、トーホウジャッカルラキシスは、当然周りの馬にマークされるでしょうから、そのマークとどうせめぎ合うのかが今回の見所だと思っています。

そこでダービーフィズハギノハイブリッドがうまい競馬をすれば、実力は十分ですし、搦め手を取ることも大いに予想できます。

 

だからこそ、トーホウジャッカルラキシスが今度飛躍していくためにはぜひとも勝つべき試合であり、圧倒的な実力差を見せ付けるチャンスですから、僕はこの2頭に期待をこめて賭けるわけです。

酒井騎手ルメール騎手、おもしろいレースをよろしくお願いいたします。

好き(?)な馬の話 「へ」

「へ」

では、ベガで。

 

 

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  1990年出生   牝馬

  父:トニービン    母:アンティックヴァリュー

  獲得賞金 約2億3800万円

 

ベガは、4歳でデビューしましたが、チューリップ賞桜花賞の挑戦権を獲得すると、桜花賞に続いてオークスでも勝利し、1993年の中ごろには一躍して時の馬に登り詰めた馬でした。

エリザベス女王杯では惜しくも3着となりましたが、牝馬クラシック二冠馬の成績はすばらしい記録として色あせることはないでしょう。

 

しかし、1993年の終盤から少しずつ調子を落とし、1994年の成績も振るわず、宝塚記念での骨折がたたり、そのまま引退⇒ブルードメアとなりました。

 

多産ではなかったものの、ブルードメアとしても優秀でした。

初めての子であるアドマイヤベガの活躍は今でも記憶に残っていますし、何より、惜しくも2006年に亡くなる1年前に唯一の牝馬であるヒストリックスターを産み、そのヒストリックスターの子であるハープスターが今、まさに旬まっさかりです。

 

ベガが叶わなかった海外競馬へもハープスターが挑戦しています。

 

血脈のストーリーというもの自体は、僕はあまり好きではないのですが、このベガハープスターのストーリーは、可憐で好ましく思います。

 

まだいささか気が早すぎますが、ハープスターの子はどんな活躍をみせてくれるのか。

 

この牝馬の血脈はずっと続いていく予感がしますし、ずっと続いていってほしいものです。

好き(?)な馬の話 「ふ」

「ふ」と言えば、好きっていうわけではないんですが、どうしても「フサイチ」さんの顔が頭に浮かんでしまいますねw

 

とりあえず、一番有名なのはフサイチコンコルドでしょうか。

 

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  1993年出生   牡馬

  父:カーリアン    母:バレークイーン

  獲得賞金 約2億3400万円

 

フェノーメノフォゲッタブルファインモーションなど、他にもたくさんの名馬がいるのになぜフサイチさんにしてしまったのか。。。

 

まあ、フサイチコンコルドフサイチパンドラもとてもいい馬だと思うんですが、やっぱり馬主である関口房朗氏のインパクトが強烈でして、ちょうど僕が競馬に興味を持ち始めたときにさんざんテレビに出ていましたから、どうしても印象に残っていますね。

 

カリスマ性はテレビの画面越しでもわかるくらいにありましたし、まるで競馬界を背負って立っているような風格を感じましたから、僕と同じように印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

 

しかし。。。

今から振り返れば、フサイチさんの動向は、どうしても空回りに見えてしまいます。

 

地方競馬を盛り上げることに尽力(ばんえい競馬で全12レースに個人協賛など)

・高額の馬を次から次へと落札

参議院議員選挙に出馬

 

それぞれ、

地方競馬はどこもなかなか苦しい経営。荒尾と福山の閉鎖は記憶に新しい。

・所有馬のすべてを手放す。裁判所によって差し押さえられた馬も。

・落選。

 

 

しかし!

フサイチさんの豪快さはけっしてバカにはできません。

2000年のケンタッキーダービーで日本人初のアメリカダービー制覇のニュースは今でも興奮しますし、業界を盛り上げようとする心意気はすばらしいと思います。

少なくとも僕のようにダラダラと言葉を書き連ねるだけでなく、実際の行動に移している時点ですばらしいですし、その功績は後世まで語り継がれるべきでしょう。

 

ただ、今の競馬界へ貢献するとすれば、お金によるものではないのかもしれません。

いくらフサイチさんが大金持ちとは言え、個人資産ではたかが知れています。

それ以上にたくさんのお金が必要なわけで。。。

 

プロレス業界では新日本プロレスが「愛」によって盛り返し、学習塾業界では株式会社ナガセが「今」によって盛り返し、ゲーム業界ではフロムソフトウェアが「闇」によって盛り返したように、「金」による盛り返しは期待しないほうがいいでしょう。

 

うーん。

競馬業界が盛り返すならなんでしょうかね。

個人的には「美」だと思うのですが。。。

なにせ馬のフォルムは美しいですからね。