競走馬の移動の話

中央競馬では、2箇所のトレーニングセンター(通称トレセン)が2あります。

書くまでもなく、美浦トレーニングセンター栗東トレーニングセンターですね。

 

トレセンに一度は足を運ばなければ、競馬ファンとはいえない!」という人もいるかもしれません。

 

一応、高速道路の最寄インターを書いておきます。

 

 美浦トレーニングセンター 圏央道 阿見東IC

   ※6月7日に東関東道大栄JCT圏央道神崎IC間が開通します。

    東京からは東関東道常磐道のどちらかお好きなほうで行けます。

 

 栗東トレーニングセンター 名神高速 栗東IC

 

 

応募して抽選に当たれば、無料で追い切りの見学もできるみたいなので、時間のある方は行って損はないと思います!!

どちらも少し辺鄙なところですが。。。

 

 

さて、トレセンの見学者だけでなく、競走馬ももちろん自動車で移動します。

馬運車(馬匹輸送車、馬匹運搬車などとも)、見たことありますか。

 

バスのような見た目ですが、窓がかなり上のほうにあるし、車に詳しい人なら、「1ナンバー」だからバスではないことはわかります。

まあ、「競走馬輸送中」とか書いてあるからわかるんですけど。

 

馬運車は、人から聞いた話では、1台5000万円くらいするらしいです。

大型トラックとかバスが新車で大体2000万~3000万円くらいですから、かなり高級車みたいですね。

 

1台にせいぜい3頭くらいしか載せられませんが、空調・温度・振動・騒音・床の硬さなど、馬にとっていかに居心地のよいものをつくるかにこだわっている以上、価格も仕方ないかもしれませんね。

 

とはいえ、けっこう頻繁に使用するわけですから、そこまで高い買い物ではないと思います。

 

 

それにしても、こんなに自分の意思とは別に長距離移動させられる動物もなかなかいませんよね。

家畜も運ばれたりしますが、めったに移動はないでしょうし。。。

 

ひょっとしたら、年間通したら、僕なんかより競走馬の方が移動距離は多いんじゃないでしょうか。

美浦トレセンから東京競馬場に行くだけで110kmありますから。

 

 

いったいどんな感覚なんでしょう。

こればっかりは馬に訊いてみないとわかりませんが、ストレスになる馬もいるだろうなあ。

もしかしたら強い馬は移動に強い馬なのかもしれません。

 

輸送熱には注意!!