好き(?)な競馬の話 「お」
「お」と言えば、オグリキャップです。
というか、10人いれば少なくとも8人はオグリキャップを挙げるのではないでしょうか?
1985年出生 牝馬
父:ダンシングキャップ 母:シルバーシヤーク
獲得賞金 約9億1000万円
オグリキャップのことを今さら紹介する必要はないと思います。
歴代の競走馬の中でもトップクラスの人気を誇り、その実力も本物。
ラストランの有馬記念での勝利は今でも語り継がれている伝説のレースです。
オグリキャップのことを語るおじさんはたくさんいますが、口をそろえて言うのが、「オグリは別物」ということ。
強さを語る上で「比較」という考え方をせざるを得ないはずなのに、オグリキャップはどんな馬とも比較されるようなことはありません。
1989年後半の怒涛の出走は各方面から「酷使している」という批判が多かったようですが、それが誰のどんな思惑があるにせよ、「時代がオグリキャップを必要としていた」ということは誰も否定できないのではないでしょうか。
競馬場という枠を飛び越え、社会現象とまでなることが今では少し信じがたいものです。(当時、オグリキャップのぬいぐるみは本当にいろんなところで見ました)
実際、1990年のラストランには18万人のファンが中山競馬場につめかけ、「オグリコール」の大合唱だったとか。
やっぱり、オグリキャップが人気になったひとつには、「無名の血統の地方競馬の馬が中央競馬でエリートたちを抑えて勝つ」というところにあるんでしょうね。
現代ではオグリキャップのような馬はもう現れないのでしょうか。。。
生で見られなかったことが非常に悔やまれます。