八百長の話

先週の答え。

 

第1問

競馬の監督官庁は?

 

答え

農林水産省

 

ちなみに、

競輪は経済産業省

toto文部科学省

宝くじは総務省

競艇国土交通省

です。

 

 

第2問

的中者がいない場合はどうする?

 

答え

「特払い」が発生

 

30%の控除率を差し引いた額が返ってきます。

つまり、100円につき70円が返ってきます。

念のためにレースが確定するまでは馬券は捨てないほうがよいでしょう。

 

 

第3問

当たり馬券の払い戻し期間は?

 

答え

60日間

 

 

 

 

 

さて、競馬法の違反は滅多に聞きませんが、話題になりやすいのは八百長やノミ行為でしょうかね。

 

 

八百長は、競馬では「山岡事件」が有名ですが、どんな勝負の世界でも起こりがちな不正と言われています。

 

ところで、なぜ八百長はいけないことなのでしょう?

 

日常生活ではわざと負けることはそんなに珍しいことではありません。

 

 

 

僕のイメージする真剣勝負とは、本気で戦うとか、正々堂々戦うとか、そういうことではなく、その勝敗の重要性にあると思います。

 

真剣勝負では、本気を出そうが出すまいが、不正や卑怯を働こうが働くまいが、それらはどうでもよいことで、ただ「勝つ」ということが重要なのであり、「負ける」ということは悲惨なことなのです。

 

実際、真剣で斬り合いをしたら、負けた方は死んでしまうか、かなりの重傷を負うことになります。

 

競馬やスポーツや相撲などで「負ける」ということはどういうことでしょうか。

 

競馬やスポーツなどはけっして1人で戦っているわけではありません。

競馬であれば、馬や騎手や調教師、馬主などがレースに臨んでいて、その人たちの勝率が下がることになります。

勝率が下がることになるとどうなるでしょう?

 

騎手や調教師は廃業、馬主などは相当な損害が生まれます。それよりも重要なのは、勝率の悪い馬は殺処分になることもあります。

 

もしも、「わざと負けたせいで」馬が勝つイメージやペースを崩してしまって勝てなくなったとしたら、それはとても残念ではすまないことです。

 

八百長のないレースを望みます。